税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

vol.4「ベンチャーバブルに思う」

最近、学生や、比較的若い人達の間でベンチャーアントレプレナーという言葉がまるで流行のように常用されている。そしてマスコミや行政の「ベンチャー待望論」とあいまって、あたかも「ベンチャーバブル」の様相を量している。確かに、閉塞状況にある日本において、アントプレナーシップを発揚することは非常に重要であり、そういったベンチャー企業の出現なしには、日本経済の活性化もありえない。
しかしここで少し疑問に感じるのは「ベンチャー」と普通に「事業を起こす」こととは違うのではないかということである。ベンチャーは「Me,too」でない。ユニークで今までにない技術や、製品やサービスを世の中の不平や不満やニーズを満たす形で、世に送り出すことのはずである。つまり既存の、あるいは過去に経験した事業の延長線上には、ベンチャーは存在しないのである。あるベンチャーキャピタリストと話をしていて、「相談にこられる大半が「商売をしたいから出資をしてくれ」といった、単なる、資金調達と考えている。」と嘆いておられた。
そこには、世の中のニーズを徹底的に探り、かかんにリスクを取り、人生を投げ打ってでもやるという、「気概」が欠けているように思う。ベンチャーで成功した経営者の話を聞くと「もうだめだ」と思うことが、少なくとも3回はあったと聞く。起業するということは、それほどの難関が持ち受けているのである。しつこさ、楽観主義、経営技術、運など、起業家に要求される能力は多大であり、それだけ成功に対しては「狭き門」であることを心掛けるべきである。

2003/09/16

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