税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

vol.12「顧客志向の夢を描く」

先日ある中小企業の経営者とお話しをしているなかで次のようなお言葉を聞きました。
「川端さん、我が社もやっとバブル時の累積赤字も消え、次の時代へ向けて会社の目標も設定することができました。でも、その目標をみても、かつてのように闘志が湧いてこないのです。本当に実現したいという意欲が湧いてこないのです。」
経営者の方は50才半ばで、過去様々な苦労を経験しながら、その業界においては目立たないものの確実に収益が上がる体質の会社を作り上げられました。社員も50人程抱え、その業界では考えられないほど高賃金を支給しておられます。実に立派な経営者だと思います。まさかその方からこのような言葉を耳にするとは思いませんでしたが、多くの経営者が、ある程度自分の目標を達成したときに、このような感覚をもつことも事実だと思います。
そのような時にふと頭をよぎったのが、本田宗一郎や松下幸之助、あるいは井深大のように、世界に冠たる会社を作った人達のことです。彼等は、天才であり別格であるのは事実だと思いますが、彼等もこんな感覚をもったことがあるのだろうかということです。 私は直接会って話をしたことが無いので、推測の域を出ませんが、ひょっとすると持ったことが無いのではないか、というより目線が非常に高かったため、我々凡人がゴールと考える場所が彼等にとっては、通過点に過ぎなかったのかもしれないということです。そして、考えてみれば、目線をどこに置くかは誰かによって決められたものではなく、それぞれが自分で勝手に決めたものでしかありません。夢を描くということに限っていえば「自由」は我々凡人にも保障されているのです。
ただ、彼等に共通していることはその夢の実現が、結果として世の中を大きく変えたことです。つまり彼等の夢は「顧客指向」であったと思うのです。だからこそ、それらの製品は世の中に広く指示され今の地位を築き上げたのだと思います。目線の高い「顧客指向の夢」を描くことが次世代の経営者に課せられた役割なのかもしれません。

2003/09/17

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