笑いをマネジメントする
新年明けましておめでとうございます。令和8年の幕が切って落とされました。
毎年、年初において、前身が盛和塾の現京都経営塾のメンバーと、今年の1年を占う「一文字」を書き初めし、それを皆に披露するという新年コンパを開催しています。
私が、選んだ今年の一文字は「笑」であります。
日本では「笑う門には福来たる」という故事があります。同様に西欧でも「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになるのだ。ウィリアム・ジェームス」という格言があります。
そして、これを組織に当てはめると、笑いは、組織に幸福感を醸成します。同時に、幸福感が上がると、そうでない組織に比べ、生産性が12%上がるという有名なオズワルドの研究(2015年)で証明されているように、笑い→幸福感の醸成→生産性の向上という成果を導き出すことができます。
もちろん、これは相関関係であり、笑いがすべてを解決するわけではありません。ただ、少なくとも“前向きな笑い”がある職場ほど、燃え尽きにくく、まとまりが生まれ、結果として成果や定着に結びつきやすいことがデータで示されています。
また、リーダーのユーモアは有効な一方で、使い方を誤ると逆効果になり得ます。
近年のレビューでも、リーダーのユーモアにはプラス面とマイナス面の両方がある(ダブルエッジ)と整理されています。
「笑わないといけない空気」「皮肉・からかい」「特定の人を対象にした内輪ネタ」は、職場の信頼を削り、むしろ疲弊を生みます。目的は“盛り上げること”ではなく、安心して相談できる雰囲気を作ることです。
こういう雰囲気のある組織やチームのコミュニケーションは活発であり、ミスのアラームが発しやすいためミスが少なく、併せて、創意工夫するアイデアが遠慮なく出すことができる自主性が醸成されると想像できます。
したがって、笑いが、自然と湧き上がるマネジメントもリーダーが備えるべきスキルであると考えています。
今年は「笑う組織には福来たる」を実践する一年にしたく思います。
それでは、平和ラッパ風に「ほな、さいなら~(古い(-_-;)」
令和8年正月
アイネックス税理士法人
代表 川端雅彦
2026/01/13









