アイネックススタッフ日誌

I-NEX STAFF DIARY

子どものお手伝いとお小遣い

今回のブログは、我が家の子供のお手伝いとお小遣いについてお話ししたいと思います。

私には高校生の息子がおり、中学卒業まではお小遣いは渡しておりませんでした。

実は中学生になってから、一度はお小遣い制にし、月々決まった額を渡していたのですが、半年もしないうちにゲームにまつわる約束事(1日〇時間内や自分の部屋でやらない等3つ程の約束)を破ったため、母(私)の逆鱗に触れお小遣いは停止となり、そのまま復帰することなく中学生活を終えました。

友達と遊ぶ際に必要なお金や、文具の購入費用はもともとお小遣い以外で渡していたのと、年に数回会う私の母が会うたびに渡すお年玉レベルのお小遣いで十分に足りていたため、特に困ったことはなかったようです。

しかし、高校生になるとさすがに0円というわけにもいかず、いろいろリサーチした結果、「月5000円」を渡すことにしました。

この5000円には、部活で必要なものの購入代金や試合の交通費、参考書籍代などは含まれず、漫画や映画代、遊びに行く費用は5000円のお小遣いから払うことに。

しかし、ふと思い出したんです、最近お手伝いしてもらってないなぁと。

小学3年生頃から中2までは、毎週末に近くのスーパーにおつかいに行ってもらったり、お風呂掃除やお米も時々洗ってくれていました。

おつかいに行ってもらった理由としては、

 ①重い野菜や牛乳など私の負担を減らすため

 ②お金の支払いの時になるべく小銭を減らすように工夫して支払う

 ③モノの値段を知る

です。

①は、フルタイムで仕事をしていたので週末にしか買い物に行けず、主に自転車で買い物してるのですが、キャベツや白菜、根野菜などを買うと、自転車のカゴの場所を取り、何度も買い物に行かなくてはいけないから。

②は、おつかい時にわざと小銭を混ぜてお金を渡し、清算時は機械レジだったので、お金を入れる時に考えて入れてほしかったからです。

例えば973円の精算だと、千円札を入れるのは簡単ですが、1023円を入れると50円玉でお釣りが出るとか、503円であれば1003円とか1005円を出して、500円玉が出るようにするとか、ちょっとした工夫をしてほしかったのです。

③は野菜の値段が買いに行くたびに代わっていたり、何気なく食べたり飲んだりしているモノの値段を知ってもらい、簡単に「ステーキ食べたい」などと言わせない為です。(冗談ですが…)

その他のお風呂掃除やお米を洗うのも、いつか私がケガや病気でできなくなった時でも、最低限できれば、なんとかなるかなと。

それが、中3の「受験」というキラーワードによりお手伝いは皆無となりました。

完全にリセットです。

一旦リセットされると「お手伝いして」といっても、「部活で帰ってくるの遅い」「面倒」「しんどい」で片づけられて、時々しかやってくれない・・・いや、タダではやってくれないだろうという思いから、お小遣いを一部報酬制としました。

月額4000円は確保。残る1000円はポイント制です。1か月20ポイントのお手伝いをすれば、満額5000円です。30ポイントまで頑張れば5500円、40ポイントなら6000円。

逆に10ポイントしかできなければ、4500円で、18ポイントであっても4500円です。(10ポイント未満は切り捨てです。)

基本、お風呂掃除や食器洗いは1回2ポイントなので、月に10回やれば満額です。

最初は順調に20ポイントを稼ぎ、ある月は30ポイントまで頑張った月も。

しかし、今月は22日現在で8ポイントしか稼いでいません。

部活の試合などで休日できなかったのもありますが、ポイントを意識していなかったことが最大の原因。

でも、息子はボーナスポイントの存在を忘れていませんでした。

それは庭の草抜き。

マンションの1階なので、庭がついているのですが、この夏は暑かったせいか放っておくと雑草天国に・・・。(今年だけでなく毎夏ですが…)

夏休みに1度「10ポイントをあげるから庭の草抜きをしてほしい」と話すと喜んでやってくれました。(よくよく考えると500円でやらされているので割に合わないと思うのですが、そこは抜けているのかラッキーと思ってやってくれました)

どうやら今週末に草抜きをして一気に10ポイント加算狙いのようです。

こちらも大嫌いな草抜きをしなくて済むので、超ラッキーです。

いつかこの草抜きのポイントが「10ポイント=500円は激安じゃね?」と言ってくるのではないかとヒヤヒヤしつつ、高校卒業するまで気づかないでほしいなと考えているワル母です。(気づかなければ、それでいいのか?労働対価に疑問を持たないのか?とモヤモヤはしますが…)

なぜ、この話をブログにしたのかというと、最近、デジタル遺産の研修を受け、世の中がどんどんデジタル化し、金銭感覚がどんどん変化していると痛感したからです。

紙幣や小銭を持たなくてもスマホで決裁される時代、少しでもお金のありがたみを感じてほしいなと。

そのうち電子マネーでお小遣いをあげることになるのかもしれませんが、高校生のうちは現金で渡し、もう少し金銭感覚を養うという名目のもとにお手伝いも並行して頑張ってもらいます。(部活と勉強の合間の少ない時間にお手伝いをする時間管理も実は大切だと考えています。がんばれ~息子!)

アイネックス税理士法人 N

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2022/09/22

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