税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

vol.8「経営論理について」

最近のニュースで印象に残ったのは、「朝日ソーラーの行き過ぎ営業」であった。
私は学生時代、林 武志社長の話しを聞く機会があった。
このときの内容は「努力」「根性」「涙」であったが、林社長のそのパワーには驚かされた。
また、HIS、光通信といったベンチャー企業も強力な営業スタイルで伸びてきた会社であり、そのパワーには魅了されるものがある。
常識を打ち破るベンチャーにとって、社会規範と衝突する場面は多々生じる。
今回の朝日ソーラーの事件を象徴しているのは、そういったベンチャー企業の経営倫理である。
経営者という立場にある人間は、経営成果のほかにもっと経営倫理について考える必要があるのではなかろうか。
税理士の経営倫理とは、何であるのかという事件が身近に起きた。
会社の破産、それは1つの生命体の死という出来事である。
ここでは、その破産した会社をA会社としておく。
A会社が無理な借り入れを始めたのは今から3年前。
負債利子が負債利子をよぶ自転車操業に陥った先の答えは、家族全員の破産であった。
当社は破産関連業務だけに関与させてもらったのだが、釈然としないのは、設立以来この会社を見続けてきたA会社の顧問税理士の関与の姿勢だ。この税理士は、もっと以前にこうなることを予想していたはずである。確かに、この税理士は税務業務だけを請け負ったのかもしれない。税務申告代理のみをしていれば、依頼業務を全うしていたことになるのだろう。しかしである---。 会社の実情を最も理解できる立場にある税理士にとっての経営倫理とは、この話しに集約されているのではなかろうか。

2003/09/17

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