税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

VOL58「同居する加害者と被害者」

私の友人にM君という中堅の会社に勤めるという人がいます。
彼が言うには、年収630万円ほどで、月に平均すると52万円ほどで、そこそこの収入になります。
ところが、住宅ローンの残高が7090万円もあり、月平均20万円返済しなければなりません。さらに田舎の両親に仕送りが、毎月17万円ほど必要で、生活費に回せるのは15万円ほどだそうです。
さらに、ご両親の医療費が毎月23万円、住宅の維持費が8万3千円、子供の授業料などで毎月12万円ほどかかり、出費は月収を37万円も上回るそうです。
上回った分をどうしているのかと聞くと、カードローンで賄っているそうで、カードローンの残高は、790万円にもなるそうです。
こんな、悲惨な話を聞くとお先真っ暗に思いますが、何を隠そう、これは日本の来年度国家予算案を家庭に置き換えたものです。
こんな家庭が破産を免れないのと同じように、このままでは、日本も破産を免れません。
残るは、歳出をカットすることですが、これに手がつけられないとすれば、税金を増やすこと以外ありません。
困ったものです。今までのつけを後世に負担させようというのですから、たまったものじゃありません。
この怒りを代弁してくれる政治家がいないのも、この国にとっては不幸なのですが、自分には被害が及んでほしくないという人々が、この国の面舵を思い切ってきれなくしているのも事実でしょう。
 現実には、国民は被害者でありながら、加害者でもあるのです。

2004/12/26

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