税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

カメハメハ!

やっぱりハワイはええわ!っていうか、愉快な仲間となら、どこへ行っても面白い。

とりわけハワイは観光客を楽しませる雰囲気が、そこらじゅうに溢れていて何度行っても楽しい。発展途上の国へ行くと、ぼったくられたり、不愉快な目にあったりするのが多いけれどハワイでは、ほとんどそんな、経験がないから何度でも行きたくなってしまう。

でも観光客に対して、わりとあっけらかんと「自己責任で楽しんでください」というメッセージというか、文化を感じる。

というか、日本だけが世界的に見て、異常なのかもしれない。

例えば、日本で海水浴へ行くと必ず沖のほうに「ココから先へ行ってはいけませんよ!」という浮きで囲いがしてある。

こんな景色はハワイのどこにもない。

以前、オアフ島のノースショアーで、浮き輪に乗っかって「ぼーっ」と波に揺られていたら知らない間に沖へ流されてしまっていたことがあった。

無意識に日本の海の感覚で、どこかに標識のようなものがあると思っていたのかも知れない。

気がつくとものすごい荒波が押しよせ、岸壁にたたきつけられそうになっって「死ぬかもしれない!」と思った瞬間にレスキューのお兄さんに助けられた経験がある。

しかし、この経験は日本とアメリカの文化の違いを認識する上で非常に役に立った。

日本もアメリカも同じように人命を尊いものとしている点は変わりない。

しかし、人命が危険に遭遇する前に、誰か(例えばお上)の手によって回避させるのか(日本の考え方)危険に遭遇して自ら回避するように学習させるのか(アメリカの考え方)という点で違いがある。

この考え方の違いは、この例に限らず様々なところで垣間見ることが出来る。例えば、電車に乗るときに「危険ですから白線の内側にお下がりください。」という耳慣れたアナウンスは、欧米で聞いたことがない。

ハワイ島でゴルフをしたが、自動車が通る道路を横切ってカートを移動することが、しばしばあったが、こんなこと日本では考えられない。

ゴルフ場の許可すらもらえないであろう。

突き詰めて考えると、この思想というか文化が、日本における行政の肥大化を生んだのである。

表現を変えるとマーケットを信用するか、しないか、人を信じるか信じないかの議論にも通じるのである。

うーん、なんか楽しい思い出を語ろうと思っていたのが、難しい話になってしまった。

でも、もしも、カメハメハ大王の末裔がアメリカの属国になることを拒んで、日本に助けを求めた過去が現実のものになっていたら、ハワイはどんなだったろうかと考えてしまった。


2006/11/09

  • 雑感

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