税理士川端雅彦コラム

早いもので、今年も終わろうとしている。

今年７６才になる母親が、先日も『歳を重ねるにつれ、１年が早く感じられるようになってきた。』とぼやいていたが、私もそう感じることがある。

１０歳の子供の次の１年は、過去の長さからいうと1/10であり、70歳の大人のそれは1/70であるわけだから、同じ１年でも過去分の１年となるため、年々１年が早く感じられるようになるのかも知れない。

年月の体感スピードが加速するのではないかと思う。

ところで、事務所を現在の地に移って早２年が経とうとしている。今の事務所は、京都のビジネス街のど真ん中にあるため、家賃も高くどうしようかと思っていたが、家賃があがった分以上に充分お釣りがあったと思う。

第一に、この立地に事務所を構えることによって信用がつき認知度も上がった。銀行が一等地に店舗を構える理由がよくわかった。

敷居が高くなることを懸念していたが、ホームページなどを工夫することにより、それは問題にならないことが理解できた。

結果として、今年の５月からキャンペーンを張って８ヶ月で４０件、つまり、お客さまの数が月間５件ペースで増えている。

そのおかげでハワイへ慰安旅行へ行くこともでき、皆で楽しむことができた。

もう一つは採用がやりやすくなったことである。会計事務所の成功要因の一つは、いかに優秀な人材を採用するかである。

交通の便がよく、大原簿記専門学校も近いので採用がやりやすいわけである。今年も５名を採用、２０名にまで組織を大きくすることができ、税理士、会計士も合格者を含め７名にまでなることができた。

そういう意味では、今年は例年にない充実した１年であった。

話はもとに戻るが、１年は早い。人生は短い。ゲーテが言うように「今日と言う日に勝るものはない！」という言葉を胸に刻んで、１日１日を大切に生きて行こうと思う。

そして、一度しかない人生やから、やりたいことをしようとも思っている今日一日である。

来年もいい年でありますよーに！！

京都・大阪の税理士ならアイネックス税理士法人