税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

ドバイ国際会議にて


確定申告明けの16日夜から、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイへ行ってきました。といっても遊び(だけ)じゃなく、日本M&A協会の国際会議に出席するためです。

基調講演の中で、㈱日本M&Aセンターの三宅社長が、「世界No.1のM&Aブティックになる!」と大胆に宣言されました。日本M&Aセンターの時価総額は6,000億円に肉薄しており、M&Aの専業プレイヤーとしてはEvercoreを抜いて、既に1位ではありますが、成約件数、業務の幅においても1位になるとのことでした。

日本における全企業375万社のうち、127万社が「後継者がいない」という統計が出ているため、こういった中小企業を救済するM&Aは、ますます活発化することでしょう。

ところで、今回訪問したドバイはUAEにあるわけですが、この国の人口は1,000万人ですが、地元のアラブ人が100万人で残りが、海外からの出稼ぎ、あるいは移住者なのだそうです。


【ドバイ郊外の砂漠】


日本では、労働力不足を補うため外人労働者を活用する議論になると、治安の問題などが取り沙汰され、話が前に進まなくなりますが、ドバイは極めて治安が安定しており、ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン(う~ん、長い!)大統領が警備をつけずに街中を普通に出歩けるほどです。

介護の現場などの状況を考えると、日本ももう少し、外国人労働者の受け入れを積極的に考えないともたないわけですから、UAEの例にならうことが必要でしょうね。

それにしても、よくもまあ、砂漠の中にこれだけの都市を作れたと思うほど、高層ビルが立ち並び、今もなお建設ラッシュですから驚きです。


現時点では、世界一高いブルジュ・ハリファ(828m)も観てきましたが、近くに行くとほとんど垂直に見上げないとてっぺんが見れないほどで、砂漠の上にどうしてこんな建造物を建てられるのかと驚きました。

ドバイは、資源に乏しいことから、多様なフリーゾーン開発や、港湾・空港開発等インフラ整備を大胆に推進し、非石油部門育成に成功しており、商業、物流、サービス業の比率が非常に高くなってきています。

ドバイ空港にいたっては今も拡張を続けており、ロンドンのヒースロー空港とドイツのフランクフルト空港を足したぐらいの大きさまで広げる予定ですので、まさに世界一の物流のハブを目指しているわけです。

これらを大胆に推進しているのはムハンマド首長なわけですが、一人のリーダーの大胆な改革で国力を一気に高めることができるというのは羨ましいかぎりです。

日本は図体が大きすぎるとか、利害関係がありすぎるので改革が進まないなどの議論がありますが、それなら、一層のこと、道州制にして、地域の自由度を大きくし、思い切った改革を進めてほしいものです。UAEの首都であるアブダビに対する「ドバイ」の改革を見て、道州制はありだと思いましたし、このままでは、日本はますます取り残されると感じました。


さて、その首都であるアブダビにあるシェイク・ザイード・グランド・モスクにも足を延ばして見学に行ってきました。ここはUAEでは珍しく異教徒にも開放されているモスクで、日本の観光寺院とは違い、拝観料は無料です。

今まで、色々な建造物を観てきましたが、その中でも指折りの、思わず見とれてしまう美しさと荘厳さを併せ持つ、時間を忘れさせてくれる超一流のモスクでした。

カイロ大学を出たイスラム教徒であるガイドさんが、イスラム教の相互扶助の精神に基づく喜捨(お布施)の慣習などを熱心に説いてくれましたが、このモスクの荘厳さと美しさが、それらの象徴であり、私たちが持っているイスラム教に対するうがった見方は、イスラムの本質ではないと気づかされました。

あまり、知るすべのなかった中東の小さなイスラム教の国UAEで起こっている大胆な改革とうねりを垣間見れる機会を持てた有意義な視察?旅行でした。


【シェイク・ザイード・グランド・モスク】


【シェイク・ザイード・グランド・モスク】


平成30年4月

アイネックス税理士法人  代表社員 川端 雅彦

2018/04/09

  • 雑感

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