税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

遺言のすすめ

コロナ渦における緊急事態宣言が解除され、人の動きがやや活発になってきました。それに伴い、首都圏などでは再び感染者が増加しています。

第二波がきても医療体制が崩壊しないように、ワクチンや治療薬が開発されることを祈るばかりですが、それまでの間、一人一人が感染しないよう、最大限の注意を払う必要があります。

とはいうものの、感染し重症化してしまうと、最悪の場合だれに会うこともなく、志村けんさんや岡江久美子さんのように、墓場へ直行という事態も想定されます。

特に、会社経営者の場合、家族はもちろんのこと、従業員のみなさまも、このような事態になると文字通り右往左往してしまい、会社自体も機能不全に陥ってしまう可能性があります。

そこで、経営者の皆さまがそういった最悪の事態に備える方法として、遺言を書いておくことを考えてみてはいかがでしょうか。

一般的に、遺言は、自分の財産をだれにどのように分けるかを記すものですが、ここでいう遺言は、残された経営幹部や従業員の方々が、右往左往しないように、今後の指針を記すということです。

例えば、次のようなことを書き記すことになります。

 ① 後継者をだれにするか。後継者に何を期待するか。

  •  ② ガバナンス(企業統治)をどのようにするか。
  •  ③ 自分の会社をどのような会社にしてほしいのか、何を使命・目標とすべきか。
  •  

こういったことに加え、経営者が創業した想い(後継者であれば、継いだ時の想い)や、この事業にかける情熱などを記すのがいいかと思います。

かく言う私も、実際に社員向けの遺言を書いてみました。書き始めると、これまで決断を先送りしてきたことや、曖昧にしていたことを明確にする必要に駆られ、書き終えるとすっきりした感覚を覚えました。同時に、決めきれないことも明確になったため、気持ちが整理できれば、その都度、書き換えようと思います。

ちなみに、社員向けの遺言は、家内に託けましたが、そのまま神棚に置いてあります。

経営者の方々には、社員向けの遺言を記されることをお勧めします。

令和2年7月7日

アイネックス税理士法人 代表 川端雅彦

2020/07/08

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