アイネックススタッフ日誌

今日は11月第3木曜でボジョレ・ヌーヴォーの解禁日でした。
このワインはフランスのブルゴーニュ地方ボジョレ地区の今年穫れたブドウから作った新酒のこと。その年のブドウの出来をチェックする為に作られる、試飲用のものなのだそうです。

試飲用のものですからきちんと熟成させたワインとは味も製法も違いますが、11月第3木曜にならないと飲めないという季節感溢れるワインであること、また日本が先進国の中では一番東に位置し、時差の関係で世界に先駆けて味わえること、が日本での人気に繋がっているようです。

ところでもう一つ、赤ワインではありませんがシャンパンに関するこんなニュースをご存じでしょうか？

「バルト海の難破船で発見の世界最古のシャンパン、200年後の今も甘く」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920016&sid=aBWCrTZV7JAc

日本で「東海道中膝栗毛」や「南総里見八犬伝」が刊行されていた頃にフランスで作られた発泡ワイン、味も香りも抜群に素晴らしかったようです。
海は温度変化が少なく光の影響も受けにくいため、ワインセラーとして実に優秀だったのですね。

一日を争って飲むワインもあれば、200年後に封を切られるワインもあり。まさに色々です。
ヴィンテージワインを頂く機会は滅多になさそうですが、ボジョレ・ヌーヴォーならコンビニやスーパーでも手に入ります。
昨今の円高で多少は還元されているのでしょうか？
ご興味のある方、ぜひ試してみて下さい。

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