日常の中にもある?経営のヒント
少し前になりますが、京都市国際交流会館で開催された「スペイン料理祭」に行ってきました。
当日は天気にも恵まれ、会場は写真のとおり大勢の来場者で大賑わいでした。人気店には長蛇の列ができ、どのお店も活気にあふれていました。
今回が10回目になるこのイベントですが、実は第1回以来の久しぶりの参加でした。長年続いていることに加えて、これだけ多くの人が集まることに驚かされました。
イベントを楽しみながら、つい「なぜこのイベントはこれほど成功しているのだろう?」という視点でも見てしまいます。職業病ですね。
「商品」ではなく「体験」を売っている
今回のイベントでは、もちろん料理そのものも魅力的でした。
しかし、それ以上に感じたのは、
- ・どこにでもあるわけではないスペインの料理とお酒
- ・音楽や会場の雰囲気
- ・家族や友人との時間
- ・実店舗ではなく露店という気軽さ
といった「体験」全体に価値があるということです。
飲食店だけでなく、多くの企業でも同じことが言えます。
価格競争だけではなく、「この会社だからお願いしたい」「ここで買いたい」と思っていただける付加価値を提供できるかが、これからますます重要になっていくのではないでしょうか。
売上だけでなく利益も重要
イベントでは多くのお客様が来場していましたが、経営では「たくさん売れた」だけでは成功とは言えません。
例えば、
- ・出店料はいくらか
- ・人件費は適正だったか
- ・食材ロスはどれくらいだったか
- ・キャッシュレス決済の手数料はどの程度か
など、最終的にどれだけ利益が残ったかが重要になります。
これはイベントだけでなく、普段の会社経営でも同じです。
「売上は伸びているのに利益が残らない」というケースは決して珍しくありません。
その原因を数字から分析し、改善策を考えることが、私たち税理士の役割の一つでもあります。
人気店には共通点がある
会場を歩いていると、特に行列ができているお店には共通点がありました。
- ・商品写真が分かりやすい
- ・メニュー数を絞っている
- ・提供スピードが速い
- ・スタッフの声掛けが明るい
どれも特別なことではありませんが、お客様目線で考えられている工夫ばかりです。
企業経営でも、
「良い商品を作る」
だけではなく、
「お客様に選ばれやすい仕組みを作る」
ことの重要性を改めて感じました。
日常にも経営のヒントはある
休日は仕事から離れてリフレッシュする時間でもありますが、普段とは違う場所へ出掛けると、思わぬ経営のヒントに出会うことがあります。
私たちも、税務や会計だけでなく、お客様の経営に役立つ気づきを日々増やしながら、少しでもお力になれる存在でありたいと思います。
美味しい料理を楽しみながら、そんなことを考えた一日でした。
監査部プロ Y.O
2026/07/04
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